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2016年4月4日月曜日

インド 8【バラナシ インドの全てがここにある】

 

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【現在地:オーストラリア/バンダバーグ】
ただいまワーホリでファーム生活エンジョイ中!

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2015年6月19日(金)〜21日(日)




何もしなくていい。

ひたすら歩いて、見て、感じて、触れ合って。

それがバラナシを楽しむ方法。





細い路地を右に左に曲がりながら、もはや迷路と化した道無き道を己の勘で進む。
すると、これでもかというほどによく遭遇する。



たまに通せんぼして人が通れなくなることもある。
そういう時は牛を自分たちで押して動かすしかない。




足元にはご注意を。
たくさんのゴミと酸っぱい臭いに紛れて、茶色い物体もとい牛のウン ●を踏むこともある。




そういえば、小さいバックを買いたいと思っていて、インド人に話しかけ、どんなバックが欲しいか伝えると、1時間くらい一緒に探してくれた。
結局、売っているお店が休みということで買えなかったけど、一緒に歩き回ってくれたことに関しては素直に嬉しかった。



そしてやみくもに路地を抜けた先には川がある。
これが聖なるガンガー、ガンジス川



84ものガートが果てしなく続く。
ガート川岸に設置された階段。洗濯場、巡礼者の沐浴の場、火葬場、舟着場など、生活と密着している。



川沿いに吹く柔らかな風を感じる。
物売りを眺めたり知らない人と会話したり。
インドはどの都市も違う顔を見せてくれるので本当に面白い。



同じ地球に生まれても、住んでいる世界はこうも違う。
文化が違えば、考え方も、生き方も違う。



暑い日は水浴びが気持ちよさそう。
聖なるガンガーは現地の人にとってただの遊び場のようにも見えた。



牛たちにとっては火照った体を冷ます最高の休憩スポットなのだろう。
みんな気持ちよさそうな顔をしてガンジス川に浸かっている。



その近くで洗濯物をして、階段に干す人。
ちゃんと洗えているのか心配になるけど、気にしててもしょうがないってことらしい。



野良犬がこっちだよって案内するかのように前を歩く。
僕が立ち止まると座りこんであくびをする彼。



ガートを歩いていると、物売りに声をかけられる。
物売りも2種類いて、しつこい人とそうでない人。
このおじさんは後者で、たわいない会話したら自分の商品を味見させてくれた。



インド人は被写体として絵になる人が多い。
個人的にはインド人はイケメンが多いと思っている。



聖なるガンガーのそばでクリケットをするなんて誰が想像するだろうか。
てかあなたたち、仕事しなさい。って言いたくなるけど、僕もニートなので同類です。



そしていよいよ火葬場方面へと歩き出す。
ドキドキが止まらない。一体どんな感じなんだろう。



火葬に使われるものすごい量の蒔。
多い日は1日で100体以上の死体を火葬する。



大きな火葬場、マニカルニカーガート

写真撮影は厳禁なのでネットから拝借


(出展:http://photozou.jp/photo/show/1278218/63232718)


ここだけまるでほかのガートと違う。

まさに生と死、魂が往来するかのような独特な雰囲気。




近くまで行くと蒔代詐欺師自称ガイド(かなりタチ悪い)が寄ってくるので、完全無視でかわす。




亡くなった遺族の方に手招きされて、一緒に混じって火葬場を見てきた。
目と鼻の先、わずか5mは遺体が燃やされていた。



近くでみるとよく分かる。
綺麗な装飾布に包まれた遺体をガンガー(ガンジス川)に着水し、布を外して蒔の上に乗せ、火をつける。
蒔が音を立てて燃え上がり、時間をかけて焼き尽くしていく。
遺灰はガンガーに流される。



火葬場でひたすら蒔を運ぶ人々
誰一人として悲しみの表情を見せない遺族
火葬場のすぐそばをうろうろする牛



そして
ゆっくりと燃えていく人間の体



混沌としてはいるが、厳かな空気感。



こんなにも人の死は身近にあるものなのか。



炎天下の中、風に乗って灰が体にまとわりつくけど、食い入るように僕は見続けた。
目をそらさずに、じっくりと。



まるで心が浄化されるかのような気持ちになる。




火葬場から宿に戻る途中、水に浮いている屍体を発見。
これはきっと妊婦か、蛇に噛まれて死んだ人。
赤ん坊もそうだけど、彼女らは船でガンガーの中腹部で沈められる。
浮いてこないように重たい石をくくりつけて。
その石が早い段階で外れてしまったんだと思う。
一体、ガンガーには何人の遺体が沈んでいるんだろう、、、



それを横目に歩いていると今度は「5000ルピー、、2000ルピー、、1000ルピー、、」と言ってずーっとついていくる少年が現れた。
はじめは何のことを言っているのかわからなかった。



しかし、「Sleep. I like you. I love you.」と言われてから気づいた。
わずか10歳にも満たないこの少年は 自分を買ってもらおうと僕に近づいてきたのだ。




心が苦しい。

何も言い返せず、何もしてあげれず、罪悪感すら感じた。

折り鶴だけその場であげて、逃げるようにして僕は立ち去った。



夜のバラナシは昼間に比べて人口が多い気がする。



そして

毎晩行われるヒンドゥー教の礼拝儀式、「プージャ」




ドラと太鼓の音に合わせて美しい歌のような祈りが朗々と響きわたり、僧侶が花を浮かべ、川にむかって蜀台の火を掲げて祈りをささげる。(wiki引用)



ダシャーシュワメード・ガートには多くの巡礼者が集う。







儀式が終わると皆一斉に僧侶の元へかけよる。



僕がもらってもいいものかわらかないけど、手を伸ばしてみた。
手の中に置かれたのは葉っぱ?と塩の結晶だった。



バラナシはきっと何日いても飽きない。
同じように見えていろんな発見があると思う。
またインドに来る時は必ずバラナシに寄りたい。
  

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